感謝祭とは?!

   ハロウィンが終わり11月に入ると、日本ではあちらこちらでサンタやツリーが飾られ、クリスマス商戦が始まります。しかしアメリカではまだクリスマスの飾りつけは始まりません。その理由はクリスマスの前にとっても大きな祝日が待っているから! その重要な祝日こそ「感謝祭(Thanksgiving Day)」なのです。

   感謝祭は毎年11月の第4木曜日に行われます。2019年は11月28日です。

   感謝祭のそもそもの起源は1621年、イギリスからアメリカに移住したピルグリムたちがアメリカでの初めての収穫を神に感謝し、冬を越す知恵を授けてくれたネイティブアメリカンを招待して祝宴を催したことに由来しています。
この最初の感謝祭のちょうど一年前の1620年9月、ピルグリムを乗せたメイフラワー号はイギリスを出発し、2ヵ月間の苦しい航海の末にアメリカに到着します。しかし新天地で彼らを待っていたのは厳しい冬。満足に食べ物もなく、最初の冬を越す間に多くの仲間を失います。そんな彼らを救ってくれたのが先住民のネイティブアメリカン。彼らの知恵のお陰でピルグリムたちは次の冬を充分越せるだけの収穫を得ることができたのです。ネイティブアメリカンと共に神様に感謝を捧げるため、ピルグリムたちは彼らを招待し、丸3日間の祝宴を行いました。長いテーブルに七面鳥や野菜が並べられ、感謝の祈りが捧げられます。そしてピルグリムとネイティブアメリカンたちが手を取り合って歌ったり踊ったり。これがアメリカの感謝祭の始まりです。

   現在の感謝祭は、家族や友人が寄り集まっておなかいっぱいごちそうを食べたり、テレビでアメリカンフットボールを観戦したり、次の日の夜中から始まるBlack Fridayショッピングを楽しんだりします。ショッピングが大好きな日本人の間でも最近は各地で流行ってきているようです。最近はCyber Mondayといったネットショッピングも人気です。感謝祭の食べ物と言えばロースト・ターキーです。2017年にアメリカで生産された七面鳥は約2億7000羽。単純計算すると、アメリカ人は一年間に1人1羽の七面鳥を食べる計算になります。

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